ワイナリー訪問

~秋保ワイナリー~ 「震災後、地域の活性化を掲げてはじまった宮城初のワイナリー」

どうも、ワイン兄さんです!

今回は宮城県の仙台市太白区にある「株式会社 仙台秋保醸造所 秋保ワイナリー」を訪問しました。

秋保ワイナリー

後ほど詳しく説明しますが、秋保ワイナリーさんは、2011年3月に起きた東日本大震災のあと、復興と発展、そして地域活性化を目指して、宮城県初のワイナリーとして2015年に創設されました。

「秋保温泉郷」という温泉地帯にあり、周囲は自然豊かな景観と温泉宿泊施設に囲まれているため、観光目的で訪れたついでに立ち寄るのにちょうどいいです。

宮城県の数少ないワイナリーの1つで、まだまだこれからの新興ワイナリーともいえる秋保ワイナリー。

そんな秋保ワイナリーさんについてご紹介していきます。

まずはアクセスから。

秋保ワイナリーへの行き方(アクセス)

仙台駅からの所要時間は車で30分と、ワイナリーでの試飲を考える場合、徒歩での訪問は厳しいです。

そのため、生け贄となる運転手を用意するか、バス・タクシーを利用するか、選択することになるのではないでしょうか。

秋保温泉で宿泊される場合は、徒歩でも訪問可能な範囲なので問題なしですね!

今回は、バスを利用して仙台駅から向かう方法をご紹介します。

その他のアクセスは公式HPを参照して下さい。

仙台駅→最寄りのバス停

仙台駅を出て少し歩くと「青葉通り」という通りがあり、そこにバス乗り場があります。

63番乗り場から「仙台西部ライナー」というバスがでているので、こちらに乗車し「秋保温泉郷」というエリアの「秋保・里センター」というバス停で降車します。

詳しくは仙台西部ライナーを運行する「タケヤ交通」のHPをご覧下さい。

所要時間はおよそ30分程度。

バス停→ワイナリー

秋保ワイナリー

「秋保・里センター」のバス停を降りるとこんな感じ。↑

そうしたら、写真の右側の道を進みます。

秋保ワイナリー

↑の道を進むと、

秋保ワイナリー

↑のような交差点に辿り着きます。

ここを左に曲がると、

秋保ワイナリー

↑のような比較的大きな道路に直面するので、左側に曲がって写真の道を進みます。

すると、

秋保ワイナリー

↑のような看板があるのですぐにわかるかと思います。

緩やかなスロープを上がっていくと、

秋保ワイナリー

ワイナリーの醸造所&ショップの建物がお出迎えしてくれます!

秋保ワイナリー

建物のすぐ横にはブドウ畑が広がっています。

また、奥にも、

秋保ワイナリー

ブドウ畑、そして林が。

個人的な感想ですが、畑の周囲の風景や雰囲気があまり「ブドウ畑ブドウ畑」しておらず、他のワイナリーの畑とはなんとなく異なるオーラを醸し出しているように感じられました。

秋保ワイナリーのショップ&カフェ

さて、建物に入ります。

秋保ワイナリーの営業時間

秋保ワイナリー 営業時間

営業時間は9:30~17:00です。

定休日は火曜日だそう。

ショップ&カフェの内観

建物の中に入ると、

秋保ワイナリー ショップ

木造で温かな雰囲気のオシャレなショップ、そして、

秋保ワイナリー カフェ

同じ空間にこれまたオシャレなカフェスペースがあります。

こちらのカフェスペースでは試飲をしたり、ショップで販売している軽食を頂いたり、各々好きなようにゆっくりと過ごすことができます。

写真は日が沈んでから撮ったので分かりづらいのですが、日中は窓から畑を望むことができ、とても素敵な空間です!

個人的な感想ですが、今まで訪問したワイナリーの中でも結構上位に入る居心地の良さでした。

商品ラインナップと試飲について

2019年10月に訪問した際のラインナップです。

秋保ワイナリー ワイン

左の「シレンツィオ ロッソ」はメルロー種ブドウを陰干ししてから造ったもの。

秋保ワイナリーさんのフラッグシップワインですが、生産本数が少なく、かなり希少なワインです。

真ん中の「メルロー」、右の「シャルドネ」は、グラスで各350円、300円から試飲できます。

メルローを試飲したのですが、香りが樽の香り支配的ではあったものの、味わいは穏やかな酸と渋みが感じられ、メルローの繊細な味わいを樽の風味が包んでいるような印象を受けました。

秋保ワイナリー ワイン

左の「甲州 シュール・リー」は、2018ヴィンテージのものが、「JAPAN WINE CHALLENGE 2019」で銅賞を受賞したそうです。

こちらも試飲したのですが、イースト香や柑橘香、ハーブのような清涼感のある香りが感じられ、味わいは爽やかな酸味とほのかな苦味を楽しめるジューシーなものでした。

バターを使ったムニエルやエスニックな野菜料理に合いそうだなと感じました。

こちらの2種類はグラスで200円から試飲できます。

秋保ワイナリー ワイン

こちらの2種類もグラスで200円から試飲できます。

左側の「スチューベン ロゼ」は、青森県で主に栽培されている「スチューベン」というアメリカ系品種を使用したロゼワインです。

ちなみに秋保ワイナリーさんでは、青森県でスチューベンを栽培していた元農家の方が栽培と醸造に携わっています。

その方は、スチューベンを栽培していたことから「ベンさん」と呼ばれているそうです。

右側の「甲州 白」は甲州種のシュール・リーをしてないバージョンです。

秋保ワイナリー シードル

秋保ワイナリーさんではシードルも造っており、「フジ・シードル・チャレンジ」で受賞もされているそうです。

ワインが得意ではない方、ワイン以外も楽しみたい方にピッタリですね。

秋保ワイナリーのこれから

秋保ワイナリーさんは東日本大震災のあと、震災による諸問題や東北の復興・発展を妨げるいくつもの問題に対し、地域の活性化の拠点となることでそれらの問題に立ち向かうことを目指して、宮城県初のワイナリーとして2015年12月にオープンしました。

秋保ワイナリー

ワイン産地としての積み重ねがある山梨や多くの新興ワイナリーの登場によって急成長している長野・北海道・山形といった場所に比べ、「何もない」状況からのスタートとなった秋保ワイナリーさん。

上述の「ベンさん」こと中村さんにお話を伺ったのですが、仙台は例によって雨がしっかりと降ること、適地適作というが、仙台の土地に合う品種が何なのか模索中であること、などなどワイナリーを運営していく上で数多くの課題があるとおっしゃっていました。

実際に、秋保ワイナリーさんでは多くのワイン用ヨーロッパ系品種を栽培しています。

秋保ワイナリー ブドウ品種

一方で、どれも収量はかなり少なく、単一品種でワインを造ることは難しいとのことでした。

年数の浅さを考えれば、栽培適性があったとしてやっと少しずつ房がなるようになってきたくらいだと思われます。

その上、このうち何品種に栽培適性があるのかわかるまでに、下手すると10年前後、もしくはそれ以上かかるかもしれません。

そのため、現状(2019年)、原料となるブドウのほとんどを購入してワインを造っています。(山梨、山形が主)

つまり、秋保ワイナリーさんの経営は本当に0からの挑戦であり、ワイナリーとして一定の位置まで到達するためには数多くの課題を乗り越える必要があります。

また、秋保ワイナリーさんの活動は長期的に見なくてはなりません。

まずは自社栽培のブドウの収量を一定数確保し(そのために必要な農薬等は適切に使用する)、健全なワインを生産することを目標に、日々の作業に取り組んでいくそうです。

まとめ

今回は「秋保ワイナリー」さんについてご紹介しました。

昨今の日本ワインブームに背中を押されるように日本全国でワイナリーが新設され、その数は急増しています。

その多くは、理想のワインを追い求め、自らの手で造ることを志した方々の手によってうまれました。

それらと比較すると、秋保ワイナリーさんの設立の趣旨は若干異なるものかもしれません。

宮城というワイン産地としての蓄積がほとんどない状態から、今後どのようなワインを造り出していくのか楽しみです!

加えて、秋保ワイナリーと地域の発展にこれからも注目です!

おわりに

これからも日本のワイナリーについて紹介していきたいと思います!

引き続きよろしくお願いいたします!

byワイン兄さん

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