日本ワインレビュー

~2016 高畠クラシック メルロー&カベルネ~ 高畠ワイナリー 「本格的な熟成ボルドー」

熟成感ある香りと味わい!エレガントさもあるなぁ~

参考価格:1700~2000円前後(720 ml)

栓のタイプ:コルク栓

どうも、

ワイン兄さん(@wine23winey)です!

今回飲んだ日本ワインはこちら。

20186高畠クラシック メルロー・カベルネ

高畠ワイナリー2016 高畠クラシック メルロー&カベルネというワインです!

高畠ワイナリーさんは山形県の高畠町に所在する1990年創立のワイナリーです。

山形どころか日本全体で見てもかなり上位の評価を受けているワイナリーの1つで、規模とワインの品質のバランスが非常に良い印象があります。

実際に、日本のワイナリーを格付けする第2回日本ワイナリーアワード2019では、最高位の5つ星を受賞しています。(5つ星ワイナリーは全国で13ヶ所のみ)

価格帯としては、1000円台のカジュアルなものから5000円を超えるような高級なものまでラインナップされていますが、どれもクオリティは高く、間違いないワインを造っています。

高畠クラシック メルロー&カベルネは、高畠ワイナリーさんのベーシックブランドの中の1本で、高畠町産のメルロー種とカベルネ・ソーヴィニヨン種を使用した赤ワインです。

メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンといえば、世界中どこでも栽培されていると言っても過言ではない程にグローバル化している品種です。

フランスどころか世界中のワイン産地の中でも代表的な産地であるボルドーは、主にこれらの品種で有名ですが、このワインもそのボルドーのスタイルに習って、この2品種をブレンドして造られているものと思われます。

そんなグローバルなスタイルのこのワイン、日本、山形ではどのようなワインに仕上がっているのでしょうか。

この記事は3~4分程度で全部読めるので、ぜひ参考になさって下さいませ~

それでは、Let’s go ~

ワインの評価

2016 高畠ワイナリー メルロー&カベルネ

高畠ワイナリー

 

見た目   

香り    

味わい   

総合評価  

おすすめ度 

※評価は抜栓直後~1,2時間程度の間に飲んだ際のものです。個人の感想なのであしからず。

ワインの説明について

ラベルの裏面がこちら。

20186高畠クラシック メルロー・カベルネ

“まほろばの里”高畠町で育てた渾身の高級赤葡萄、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンから醸したミディアムボディーのワインです。

ブラックベリー、プラム、バニラを思わせる奥行きある凝縮感をお楽しみください。

樽香の強さをチャート的に表現したイラストがあり、ユニークですね。

見た目について

グラスに注ぐとこんな感じ。

20186高畠クラシック メルロー・カベルネ

クリアなルビーといった感じだろうか。熟成感を感じる若干褐色がかった色合い。

香りについて

  1. インキーかつスパイシーな印象
  2. ピーマンを想わせる青っぽい香りと穏やかな樽香
  3. カシス様の果実感と熟成感のある落ち着いた香り

こんな感じ。

軽く掘り下げてみます。

インキーかつスパイシーな印象

主にメルローからきてる香りでしょうか、インキーな香りを感じました。

また、カレーや肉料理に使うようなスパイスのニュアンスも感じられました。

ピーマンを想わせる青っぽい香りと穏やかな樽香

メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴香とも言える、ピラジン類に起因する青っぽい香りに、樽由来の木質な香りとバニラ様の香りが合わさって、不思議な香りを呈していました。

醸造学上は、ピラジン類の香りは欠陥臭に分類されていますが、悪目立ちしているという印象も受けなかったので、食事中に楽しむ分にはさほど気にならないのかなぁとも。

何日かに分けて飲んだのですが、青っぽい香りが日に日に強く感じられました。

この香りが苦手な方は、このワインは向かないかも...

カシス様の果実感と熟成感のある落ち着いた香り

カベルネ・ソーヴィニヨンのワインでしばしば出会うカシス様の香り、それと、主にβ-イオノンに起因する香りでしょうか、スミレに代表される花の香りを感じました。

・・・・・・

全体的に、熟成感のあるボルドーの赤ワインに通ずる香りの様相でした。

若干ピラジン類の青っぽい香りをキャッチしたものの、熟成が程よく進んでいて、エレガントな赤ワインを想わせる素敵な香りでした。

日を置くと、バター様の香りがハッキリと感じられました。

味わいについて

  1. ドライかつ舌と口壁にじわーっと広がる酸
  2. プルーンを想わせる口中とパワフルなアルコール感
  3. 比較的穏やかな渋みとビターな余韻

といったところ。

こちらも軽く掘り下げます。

ドライかつ舌と口壁にじわーっと広がる酸

残糖をあまり感じない口当たりと、穏やかだけどもハッキリとした酸の具合。

樽の芳香からくる甘い香りと適度な果実感からほんのり甘さを感じるか。

酸は、味わいのボリューム感をボテッとさせずに適度に締めているような印象を受けました。

プルーンを想わせる口中とパワフルなアルコール感

プルーンのような甘い口中香が広がり、同時に力強いアルコール感が。

ラベルには14%と記載があったので、その辺の影響でしょうか。

比較的穏やかな渋みとビターな余韻

熟成の影響か、渋みは程よく丸みを帯びていて心地良く、ほろ苦い余韻がじんわりと続きました。

・・・・・・

味わいの印象としても、熟成がキレイに進んでいるボルドー系の赤ワインの様相で、力強さもありつつエレガントさを兼ね備えているなぁと思いました。

非常に美味しかった!

フードペアリング

糖質と脂質を減らせる範囲内で減らすのが、僕の普段の食事。

今回も、そんなメニューを主に合わせてみました。

トマトリゾット

トマト系の煮込み料理とかは大概合うんだろうなあと思いました。

しっかり合ったし美味しかったです。

・・・・・・

日本のクセのないチーズはどれも合いそうな雰囲気でした。

あとは中華とかも良さげ。

まとめ

今回は高畠ワイナリー2016 高畠クラシック メルロー&カベルネを紹介しました。

まず香り。

ピラジン類の青っぽさも同居しつつ、メルロー・カベルネの特徴が存分に感じられる香りでした。

そして味わい。

こちらも同じく、ボルドー系のスタイルを丁寧に表現しているような味わいで、クオリティの高さを感じました。

やや青っぽさは気になるものの、その辺は人によりけりでしょう。

トータルでみれば美味しかったです!

メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドはいわゆるボルドースタイルであり、近年世界中で見られるものになってきています。

そんなメジャーなスタイルの赤ワインではありますが、日本ワインで、1000円台で味わえるようになったのだなと、感慨深いものがあります。

ま、昔の日本ワインをそもそも知らないんですけど!笑

今回のヴィンテージは2016で、程よく熟成感も感じられる良品質な1本でしたが、今後2017,2018と飲み頃を迎えた新ヴィンテージのものが発売されると思います。

ブドウ栽培の進化もあるでしょうし、2016ヴィンテージも含めて、見かけたら試してみて欲しい1本ですね!

おわりに

これからも美味しい日本ワインを紹介していきたいと思います!

引き続きよろしくお願いいたします!

byワイン兄さん

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