どうも、ワイン兄さんです!
今回飲んだ日本ワインはこちら。
まずは評価の方から。
Contents
ワインの評価
見た目
香り
味わい
総合評価
おすすめ度
見た目について
グラスに注ぐとこんな感じ。
この写真では分かりづらいんですが、濃いルビー色っていうんですかね~
そんでもって透明感もあります!
生で見ると結構綺麗な色でして、つい☆5にしちゃいました。
その綺麗さを全く写真で表現できてなくてほんとゴメンナサイ...
香りについて
・甘い香り
・ラベンダーのようなニュアンス
・樽由来であろう、バニラっぽい香り
・土っぽさやインク様の香り
・全体的には香り控えめ
といった印象でした!
土っぽさやインク様の香りというのは、ブドウの品種に関わらず、赤ワインのアロマとして比較的あるあるです。
これらの香りが適度に感じられる場合、オリジナリティやユニークさに繋がるのです!
しかし、過度に出ちゃってる場合、オフフレーバー(不快臭)となるわけです。
こちらのワインについては、不快さはなく、悪くない香りでしたよ~
また、もう1つポイントになるのが、マスカットベーリーAワインの特徴香である「フラネオール」という香り物質です!
フラネオールはどんな香りかというと、
イチゴやキャンディのようなあま~い香り
なんですね。
この香りはかなり好みが分かれるので、何種類かマスカットベーリーAワインを試してみてください!
ちなみに、こちらのワインは、マスカットベーリーAっぽい香りではあるんだけど、フラネオールガンガン漂うあまーーーーーい‼香りってわけではなかったです。
なので、「マスカットベーリーAの甘ったるい香りが苦手」なんだよな~って方でも楽しめると思いますよ~
注いで時間が経つと、空気に触れたことで甘い香りが少し立ち始めました。
適度に漂ってくる程度なのでノンプロブレム!
味わいについて
・結構ドライ(甘さはほとんど感じない)
・酸味は比較的しっかり
・渋さはほのかに感じる程度
・余韻はスッキリ
といった印象でした!
酸味はまぁまぁありますが、スッキリとしているのでそんなに不快ではないと思いますよー
渋さは舌にふわっと感じる程度で、余韻も軽いので、ラフに飲めそう。
マスカットベーリーAのワインって、甘さがベターっと感じられたり、樽の風味しかないじゃん...みたいなワインが割とあるんですよ。
アメジュース‼
飲む樽‼
的な。
でも、このワインはそんなことなく楽しめました!
まぁ悪く言えば、マスカットベーリーAの特徴を捉えるには物足りないかもしれないですけどね。
トータルのバランスがよくとれてる、バランスタイプですね~
マリアージュについて
①鶏むね肉
ノンオイルの塩ダレに醬油とコショウ混ぜたズボラ適当ダレを、ソテーした鶏むね肉に絡ませました。
味わいの中間にボリュームが出て、鶏肉の旨味が強調されました!
黒コショウだとちょっと主張強いんで合わないかも。
甘みのある醬油系の味付けと相性いいのかな~ってとこ。
②野菜!
トマトとブロッコリーに軽くマヨをつけてそのまま頂くのが兄さん流です。
トマトとのマリアージュはそんなに良くないっす...
ワインのドライさがより強くなるわブドウの皮みてえな渋みが余韻に残るわで...
でも!トマト缶で鶏肉や豚肉煮込んだ料理とは合うんじゃなかろうか、とも感じたのでそのうち試してみたいと思います!
ブロッコリーも、うーんといったところ。
「ブロッコリーらしさ」が強調されちゃうので、野菜独特の甘みやくさみ、風味が嫌いな人は控えて!
③ごぼうのすき焼き風煮込み
スーパーで半額だったため購入。
「マスカットベーリーAはすき焼き系の甘じょっぱい味付けと相性がいい。」なんてのはよく聞く話。ってなわけでレッツトライ!
うーん、撃沈...
ワインの酸味、渋み、苦味が強くなっちゃうし、ワインのまとまってた味わいから甘みがどっかいっちゃってなんか虚しい...
和食とか煮物とのマリアージュについては、これからの課題として引き続き模索していきます。
④お刺身
サーモンの炙りとのマリアージュは割とオススメかも。
サーモンの風味とワインの樽の風味がいい相性!
⑤生ハム
こちらもgood!
スモーク感と樽の風味がいい相性でございます。
⑥チーズ
割とお求めやすい、手頃で美味しいチーズといえば、森永の「無垢」シリーズ。
合うのはチェダーの方ですね!
チーズのコクが広がって、旨味を強く感じることができました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マスカットベーリーAワインについては、作り手の間でもかなり多様な考え方があります。
特有の甘ーい香りを生かしたい人、むしろ全力で消したい人、樽の香りでマスキング(包み隠しちゃう)する人、他の品種っぽい香りに仕上げたい人、etc…
これについては、皆さん、ぜひ色んなワイナリーの色んなベーリーAワインを試してみて欲しいです!
そんで、自分なりのベーリーAに対する好みや考えをもってもらえたらと思います。
このワインはというと、ベーリーAらしさがそこまで好きでない人や、樽の香りでマスキングされたベーリーAワインはどうなのよ?って思う人に1度試して欲しいです。
ベーリーAらしさがほのかに顔を出す、いい意味で中途半端、だけど、まとまりがあって飲みやすい、そんなワインです。
おわりに
今回は、wineyブログ初の「マスカットベーリーA」ワインでした。
山梨が大切にしている品種なので、僕も美味しいベーリーAワインをどんどん紹介できるように頑張ります!
引き続きよろしくお願いいたします!
byワイン兄さん