「果実味しっかり、サッパリとした味わい!」
参考価格:1950円前後(750 ml)
栓のタイプ:コルク栓(手で開栓できるヤツ)
どうも、
ワイン兄さん(@wine23winey)です!
今回飲んだ日本ワインはこちら。
「高畠ワイナリー」の「2019 嘉-yoshi-スパークリング ピノ・シャルドネ」というワインです!
以前、高畠ワイナリーさんの他のワインを別記事で紹介しているので、1度目を通してみて下さい。
高畠ワイナリーさんは山形県の高畠町に所在する1990年創立のワイナリーです。
山形どころか日本全体で見てもかなり上位の評価を受けているワイナリーの1つで、規模とワインの品質のバランスが非常に良い印象があります。
実際に、日本のワイナリーを格付けする第2回日本ワイナリーアワード2019では、最高位の5つ星を受賞しています。(5つ星ワイナリーは全国で13ヶ所のみ)
価格帯としては、1000円台のカジュアルなものから5000円を超えるような高級なものまでラインナップされていますが、どれもクオリティは高く、間違いないワインを造っています。
嘉-yoshi-スパークリング ピノ・シャルドネは高畠町産のシャルドネ種白ワインをベースに、同じく高畠町産のピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリのワインをブレンド、炭酸を吹き込んでいるスパークリングワインです。
複数品種のブレンド、また、赤ワイン用品種のピノ・ノワールによって、香りや味わいにどのような影響をもたらしているのでしょうか!
この記事は3~4分程度で全部読めるので、ぜひ参考になさって下さいませ~
それでは、Let’s go ~
Contents
ワインの評価
高畠ワイナリー
見た目
香り
味わい
総合評価
おすすめ度
※評価は抜栓直後~1,2時間程度の間に飲んだ際のものです。個人の感想なのであしからず。
ワインの説明について
ラベルの裏面がこちら。
ワインに関する情報が少ないので、公式HPから引用します。
まほろばの里、高畠町が育んだシャルドネ、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリをアッサンブラージュ(調合)しました。
赤い果実やスパイスを思わせる奥行きのある風味を泡いっぱいに広がる心地良さを一緒にどうぞ。
シャルドネベースのスパークリングワインですが、ピノ・ノワールを赤仕込みしてブレンドすることにより、ベリー系の風味やほのかなタンニンが骨格を表し、よりフルーティーで飲み応えのある味わいに仕上がりました。
豊穣の地、高畠だからこそ実現できたピノ系ぶどうとシャルドネぶどうによる至極の組み合わせで、さまざまな料理を引き立て幅広い食材とともに楽しんでいただけるBRUT(辛口)タイプです。
好評により、2019年も淡いピンク色のワインに仕上げました。
シャルドネ種がベースですが、ピノ系3品種をブレンドしていることでオリジナリティが生まれていそう。
特に、黒ブドウであるピノ・ノワールのもたらす効果がどのようなものか、非常に興味深いです!
見た目について
グラスに注ぐとこんな感じ。
非常に澄んでいて、うっすらとピンクがかった色合い。
このピンクは、ピノ・ノワールを少量ブレンドしたことで生まれた色合いです。
香りについて
- 香草系のスパイシーさ
- サクランボ様のチャーミングな甘い香り
- 洋梨・白桃、バナナ・シンナーといった甘い香り
こんな感じ。
軽く掘り下げてみます。
香草系のスパイシーさ
ニュアンスとしてですが、ハーブ系の心地良い青さのあるスパイシーな香りを感じました。
サクランボ様のチャーミングな甘い香り
よくワインの香りの表現にレッドチェリー、ブラックチェリーといった言葉が登場しますが、“サクランボ”だなぁと思いました。
洋梨・白桃、バナナ・シンナーといった甘い香り
洋梨や白桃といった果実を思わせる香り、熟したバナナやシンナー系の甘い香りを感じました。
・・・・・・
ピノ・ノワールをブレンドしている影響か、香りにやや幅が出ているように感じ、果実のフレッシュな印象をよく感じられました。
他に、乾燥した木のような植物体感を感じる香りも感じられました。
味わいについて
- サラリとしたテクスチャー、ハツラツとした泡
- ドライかつ穏やかな酸
- さっぱりした果実感と軽さのある味わい
といったところ。
こちらも軽く掘り下げます。
サラリとしたテクスチャー、ハツラツとした泡
口にしたときの第1印象は、とてもサラリとしていてスルスル飲めそうだなというものと、スパークリングワインとしてはややパリッとした泡の強さだな、というところでした。
ドライかつ穏やかな酸
糖はほぼ感じず酸も比較的穏やかめで、尖りのない穏やかな味わい。
さっぱりした果実感と軽さのある味わい
口中香はみずみずしい白桃といったところで、味わいの後半はサッパリ、余韻も短めで、良い意味で軽い味わい。
・・・・・・
特徴は感じるものの主張する点はあまりなく、とてもサッパリとしているので、冷やして暑い日にスルスル飲みたい味わいだなと思いました。
日本の夏にめちゃくちゃ向いてる味わいだと思います!
フードペアリング
糖質と脂質を減らせる範囲内で減らすのが、僕の普段の食事。
今回も、そんなメニューを主に合わせてみました。
メカジキのソテー
※画像はイメージです。
どうせ合うんだろうなぁと思って合わせたのですが、合いました。
メカジキって若干脂のある魚ですが、炭酸と軽さのある味わい、果実味によってサッパリと食べられて良い感じでした。
・・・・・・
軽さのあるスパークリングなのですが、温度が上がってくるとややボリューミーな果実味も感じられるので、個人的に1番合うかなと思ったのは豚肉でした。
肩ロース肉のローストポークとかチャーシューといった料理と合わせてみたいです。
もちろん、食前酒とか素飲みでも全然楽しめますよ!
まとめ
今回は「高畠ワイナリー」の「2019 嘉-yoshi-スパークリング ピノ・シャルドネ」を紹介しました。
まず香り。
果実の香りがしっかりありつつ、ピノ・ノワールのおかげか香りが少々力強く感じられました。
そして味わい。
良い意味で軽さのある味わいで、カジュアルにサッパリと楽しめる気持ちの良い味わいでした。
日本の夏は気温も湿度も高いです。
なので、ドライでサッパリとした飲み口のお酒が非常に好まれています。
それは、ビールで考えるととても腑に落ちる話だと思います。
このスパークリングワインもその系譜かな。
香りと味わいで果実を感じられ、幅を楽しめる点でビールとはまた違った良さを享受できるのではないでしょうか。
上述したビールと同様に、このスパークリングも幅広く食事と合わせられると思います!
今年の夏によく冷やしてスルスル~っと楽しんでみてはいかがでしょうか!
おわりに
これからも美味しい日本ワインを紹介していきたいと思います!
引き続きよろしくお願いいたします!
byワイン兄さん
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