好きな甲州ワインTOP3にランクインやでぇ...
参考価格:1400~1600円前後(750 ml)
栓のタイプ:コルク栓
どうも、
ワイン兄さん(@wine23winey)です!
今回飲んだ日本ワインはこちら。
「機山洋酒工業」の「キザンワイン白2017」というワインです!
機山洋酒工業は山梨県甲州市塩山に位置するワイナリーで、ラインナップがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
瓶内2次発酵で仕上げたスパークリングワインを除いて、ワインの値段が全て1000円台(ワイナリーショップでの直売価格)と超リーズナブルなのも素晴らしいです!
こちらのワイナリーのコンセプトは、「コンクールで素晴らしい賞を受賞できるような小ロットのプレミアムワインをつくること」ではなく、「ブドウの出来が年によってバラつきがあっても、毎年安定して一定の品質のワインに仕上げる事」だそうです。
また、「酵母による発酵によって複雑さを追求するのではなく、ブドウ・果汁の味わいを素直にワインにする、酵母には淡々と発酵だけしてもらう」ことを心掛けているそうです。
ワインのラインナップは、全体的に「日々の食卓に自然と並んでいるような、それでいてワンランク上のデイリーワイン」といったものだと思います。
「キザンワイン白」は、そんなキザンさんの代名詞とも言えるワインで、甲州種100%の白ワイン。
品質の高さとかなりの人気を携えながら、生産量が比較的多いため年間通して安定して入手でき、しかもリーズナブルという、ちょっと訳が分からないワインです!
先に言ってしまうと、個人的に1番好きな甲州種のワインは、↓
↑だったのですが、このワインを飲んで2トップに変わりました。笑
どのようなワインなのか、見ていきましょう!
この記事は3~4分程度で全部読めるので、ぜひ参考になさって下さいませ~
それでは、Let’s go ~
Contents
ワインの評価
機山洋酒工業
見た目
香り
味わい
総合評価
おすすめ度
※評価は抜栓後すぐに飲んだ際のものです。個人の感想なのであしからず。
裏ラベルのワインの説明について
ラベルの裏面がこちら。
甲州種の果実味豊かな、飲み心地のよい辛口白ワイン
かなりあっさりとした説明だったので、公式HPからの引用も載せておきます。
濃い麦藁色、灰色がかったエッジ。
アカシヤの花やフレッシュな白桃のようなアロマと、軽やかなはちみつ様の香り。
後からカシューナッツのような香ばしさと青リンゴのような爽やかな果実香を感じます。
辛口のミディアムボディー。
果実味に加えてクルミの様なフレーバーも加わり、口中にまとわりつくような口触りも感じられます。
甲州種特有の渋みがワインに力強さと飲みごたえを与えています。
フレシュな酸味がドライな味わいを感じさせ、後味はすっきりしていながら心地よい渋みとともに余韻が長く続きます。
和洋中さまざまなお料理に合わせていただけ、特に照り焼きや煮物、味噌を使った料理などとの相性のよいワイン。
軽く冷やしてお飲みください。
見た目について
グラスに注ぐとこんな感じ。
黄金色・麦わら色といった色合い。とても澄んでいて綺麗です。
香りについて
- リンゴのようなフレッシュな果実の香り
- 白い花のような香り
- 桃のような甘い香り
- 蜜っぽい深みのある香り
- ※柑橘系の爽やかな香りやハーブ類系のスーッとする香り
こんな感じ。結構香りが豊かで驚きました。
軽く掘り下げてみます。
リンゴのようなフレッシュな果実の香り
青りんご的な爽やかさもあるし、熟した甘いリンゴのような甘やかさもありました。
白い花のような香り
強すぎない甘さを感じる香りです。
優しい甘やかな香りですね。
桃のような甘い香り
桃感結構強めかも。ブドウなのにね...笑
白桃っぽい甘さを感じる香りです。
蜜っぽい深みのある香り
例えば、はちみつって大きく言ったら甘い香りじゃないですか。
でも、果物みたいにストレートに甘いというよりかは深みのある甘さじゃないですか?
そんな感じの深みのある甘さを感じる香りがありました。
もしかして僕だけですかね... 共感をお待ちしております。笑
※柑橘系の爽やかな香り・ハーブ類系のスーッとする香り
抜栓してから1週間程度経って、柑橘系の爽やかな香りや香草のようなスーッとする香りがより感じられるようになりました。
大きく言うと、「トロピカル→爽やか」に香りの方向性が変化したように感じられました。
ただ、もしかするとこの感じ方は温度によって異なる可能性があります。
味わいについて
- 辛口だけど果実味溢れる口当たり
- フレッシュかつ優しい酸味
- ほのかな渋みと心地良い余韻
といったところ。
こちらも軽く掘り下げます。
辛口だけど果実味溢れる口当たり
香りにもあった、桃を凄くイメージする果実味。
甘さはほのかにあるかな、という程度で辛口な仕上がりです。
でも、フレッシュさとフルーティーさのインパクトが強烈でドライさを感じさせないです!
フレッシュかつ優しい酸味
非常にちょうどいい酸味です。ちょっと固めの桃くらいの酸味なのかな。
とげとげしくなくて穏やかだけど、ボリューム感のある酸味でとにかく美味しいなぁって感想でした。
甲州の特徴を挙げるならばやはり酸の存在だと思うのですが、凄く丁度いいな、という印象を受けました。
ほのかな渋みと心地良い余韻
口内に爽やかさを感じるような優しい渋みを感じ、長過ぎず短過ぎず適度な余韻が残りました。
フードペアリング
僕が普段食べている食事の1例がこんな感じ。
筋トレ&食事管理が趣味の僕は、日々こんなような食事を摂っています。
この日は無性にマグロが食べたくなり、スーパーで半額だったお刺身を購入しました。
これにワインを合わせてみました。
キハダマグロのお刺身
いつもお刺身とワインを合わせて思うのが、舌の「キシキシ感」。
「タンニン」と呼ばれるワインの渋み成分は、口内でタンパク質や金属分子と結合することで縮合型タンニンとなり、それを触覚として知覚、渋みを感じます。
だ液中のタンパク質や他の成分と結合して渋みを感じるわけですが、お刺身は魚の筋肉、つまりタンパク質で構成されています。
また、赤身の魚はその性質上鉄分を多く含みます。
お刺身が口内に残っている状態でワインを流し込むと、これらが結合しより強く渋みを感じることになるのだろうと考えられます。
お刺身との味わいの相性でいえばよく合うと僕は思うので、試される方は、お刺身を咀嚼・飲み込んだ後にワインを口にすると美味しく楽しめるかと思います。
セブンイレブンのサラダチキン(ガーリックペッパー)
当ブログで散々鶏むね肉と甲州ワインのペアリングをやっていますが、今回も何も問題なく美味しく楽しめました。
また、別のときに、自作の鶏ハムにマスタードをつけて合わせたのですが、マスタードの強い風味に全く負けず、かなり楽しめました。オススメです!
・・・・・・
甲州のワイン全般に当てはまると個人的に思うのですが、柚子胡椒や大葉(シソ)との相性はかなり良いです。
鶏むね肉を蒸したものに柚子胡椒をつけて食べると美味しいし甲州によく合いますよ~
結構幅広く合わせられそうなので、色々試してみて欲しいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「機山洋酒工業」の「キザンワイン白2017」を紹介しました。
まず香り。
豊かな果実感で、甲州で比較的よくある柑橘系の香りを特徴としたワインとは異なり、リンゴや桃といった果実を思わせる香りでした。
そして味わい。
果実感で飲み応え抜群に仕上がっており、ボリュームもありつつバランスのとれた味わいでした。
また、酸とほのかな渋みが食事との相性を高めてくれ、とんでもなく満足感の高い1本でした。
ある程度冷やして低めの温度から始めて、温度変化による感じ方の違いも楽しみたいと思えるような充実したワインでした!
抜栓してから1週間程度かけて飲んでみたのですが、このワインの良さを全力で楽しむには、抜栓してからあまり時間を置かずにできるだけ早めに飲むことをオススメします!
値段も、直売価格が¥1362(2020年5月現在)、大手通販で購入しても¥1600程度と、ミラクルワインです。笑
甲州ワインの中でトップクラス、かつリーズナブルなワインなのでぜひ1度飲んでみて下さい~
おわりに
これからも美味しい日本ワインを紹介していきたいと思います!
引き続きよろしくお願いいたします!
byワイン兄さん
[…] ~キザンワイン白2017~ 機山洋酒工業 <おすすめ度☆5>日本ワインで人生を豊かに。 どうも、ワイン兄さんです! 今回飲んだ日本ワインはこちら。 「機山洋酒工業」の「キ… […]
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